工事現場の保険を総まとめ!各保険の特徴からオススメ商品まで徹底解説
2024.05.24
建設業界では様々な損害保険が提供されていますが、適切な保険に加入していないと「保険をかけていたはずなのに、重大なリスクをカバーできていなかった・・・」といった事態を招きかねません。
そこで今回の記事では、工事現場など建設業向けの保険について、その種類と特徴を解説します。
(今回のポイント)
①「建設工事保険」「土木工事保険」「組立保険」とは?
②「労働災害保険」によって人的被害をカバーできる!
③「賠償責任保険」に加入する必要性は年々高まっている
【当社は建設業専門の保険代理店です!】
当社、株式会社保険ショップパートナーは1985年に創業し、
・建設業保険で平均20~30%のコスト削減を実現
・契約後は24時間当社にて事故受付・事故対応
これらが多くのお客様に喜ばれ、2024年3月末時点で法人962社・個人3,710人の方々から保険契約をいただいております。
「モノ」と「ヒト」の被害をカバーする保険を知ろう
まず、工事中の事故による建設中の建物や現場設備、備品などの損害、さらには人的被害をカバーする保険を紹介します。
①「建設工事保険」:建設現場での被害を補償
建設工事保険は住宅やビル、マンション等の建築工事現場で火災によって資材が燃えたり、盗難等の被害が発生した場合に補償を受けられる保険です。
仮設建物や足場等までも幅広く適用されます。
②「土木工事保険」:土木工事現場のリスクをカバー
土木工事保険は道路舗装やトンネル工事等の土木工事現場での事故による損害や、のり面の決壊等の復旧費用が補償される保険です。
③「組立保険」:設備工事の事故で補償が受けられる
組立保険は内装や空調、電気工事、給排水設備、機械等の組立工事中に起きた事故に対して補償を受けられる保険です。
作業場所ではない宿舎や倉庫に保管された資材等も補償対象となります。
④「労働災害総合保険」:国の労災保険に上乗せして補償が受けられる
労働災害総合保険は作業中や通勤中の従業員・作業員のケガ、いわゆる労災にかかる費用が補償される保険です。
被害者の障害の程度によって補償額が変わります。
また契約にあたっては、国の制度である労災保険に加入していることが条件となります。
賠償責任保険の種類と対象について理解しよう
次に「賠償責任保険」についてです。
賠償責任保険は近年の事故発生率の増加に伴い、その重要性が増していますが、工事会社が第三者に対して賠償責任を負った場合に適用される保険について説明します。
1. 請負業者賠償責任保険:第三者への賠償リスク対策
工事中に飛散物で通行人がケガをしたり、資材が高所から落ちて近隣を自動車を破損させた場合など、このような責任に対して補償するのが「請負業者賠償責任保険」です。
2. 生産物賠償責任保険(PL保険):欠陥工事による賠償対策
引き渡し後に床が崩落する、雨漏りが発生する等の欠陥工事による賠償責任が発生した場合、「生産物賠償責任保険(PL保険)」が補償します。
建設業の場合、補償期間は工事完了後10年間と設定されています。
3. 使用者賠償責任保険:従業員への損害賠償リスク対策
従業員が仕事中に事故に遭い、それが会社の責任であった場合、損害賠償請求が発生する場合し、その際「使用者賠償責任保険」が適用されます。
この使用者賠償責任保険は、近年注目が集まっている保険の一つでが、通常の労災では補償額が少ないため、使用者賠償責任保険の加入は必須と言えるでしょう。
また、業種によってリスクや必要な保険は変わってきますので、建設業に関しては「建設業専門の保険代理店」である当社までお気軽にご連絡ください。
まとめ
今回の記事では、工事現場で起こる様々なリスクをカバーできる保険について説明しましたが、それぞれの保険の適用条件には細かい規定があり、保険会社によっても微妙に商品の仕様や保険料が異なります。
自社で起こりうるリスクについて、現在加入の保険はしっかりカバーできているのか、この機会にぜひ一度確認してみることをおすすめします。
著者:小飯塚隼人(こいづか・はやと)
1983年生まれ。前職は大手損害保険会社にて代理店の営業推進を担当。「お客さまに一番近いところで保険を提案して、もっと喜んでもらえる仕事がしたい」との思いから、万が一のさいは保険でしっかりとお客さまを守る保険ショップパートナーの経営理念に魅力を感じ、2015年3月に同社に入社。同年11月に取締役社長に就任。「建設業をサポートする日本一の会社になる」という志のもと、年間2,000件を超える建設業保険の相談を受けるとともに、安全大会の講師も務める。得意分野は事故対応、事故対策、外装系など。趣味は映画、ランニング。
【当社は1985年創業の建設業専門保険代理店です!】
当社、株式会社保険ショップパートナーは1985年に創業し、
・建設業保険で平均20~30%のコスト削減を実現
・契約後は24時間当社にて事故受付・事故対応
これらが多くのお客様に喜ばれ、2024年3月末時点で、法人962社・個人3,710人の方々から保険契約をいただいております。
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