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取引先の倒産リスクや入金遅延をカバーしてくれる「取引信用保険」とは?

2021.12.29

 取引先の倒産リスクや入金遅延をカバーしてくれる「取引信用保険」とは?

建設業の現場では、資材調達などによって大きな金額の持ち出しが発生します。

 

したがって、もしも工事中に取引先が倒産してしまった場合被害は甚大で、会社の経営計画にダイレクトに影響を及ぼす可能性もあります。

 

本記事では、そんな事態を補償してくれる「取引信用保険」について解説しましょう。

 

(今回のポイント)

・取引信用保険に加入すれば、取引先の倒産リスクをカバーできる可能性がある!

・与信管理や債権回収にかかる従業員の手間を削減できる!

・与信審査不要な商品が登場するなど最新情報に要注目!

 
 
 
 

「取引信用保険」とは?

 

まずは、取引信用保険の概要について説明しましょう。

 

・取引先の倒産リスクを補償!

 

取引信用保険とは、取引先の倒産により売掛金回収ができなくなった時に、その損害の一部を補償してもらえる保険のことです。

 

また、倒産までには至らずとも、夜逃げや私的整理といった倒産の前段階でも補償の対象になるのは、加入者にとっては大きなメリットです。

 

建設業では工事中に大きな持ち出しがあり、債権回収困難になるケースが発生する場合が多く、貸倒れの被害が発生すれば経営においてダメージは必至です。

 

そんな事態に陥らないよう、各社は与信管理や入金遅延の督促を徹底しているはずですが、それによる経費も馬鹿になりません。

 

しかし取引信用保険に加入していれば、いざというときに保険で80〜90%の割合をカバーできるため、管理経費を節約できるうえに、保険会社から与信情報のサポートを得られます。

 

くわえて、金融機関などに対して「資金繰り対策と債権保全をきちんとやっている会社」としてアピールできるという側面もあります。

 

・社員のワークライフバランスも改善!

 

さらに、取引信用保険の活用は、社員の働き方改革にもつながります。

 

なぜなら、取引先の与信管理や入金遅延の督促、債権回収など、手間やストレスが大きくかかる仕事を減らすことで、社員の負担を軽減できるからです。

 

ワークライフバランスが重視されている昨今、取引信用保険は人件費の削減という効果だけでなく、従業員のメンタルを守る施策としての意義も大きいのです

 

・取引信用保険の仕組みは?

 

取引信用保険では、保険契約者が工事請負契約を結んだ取引先が倒産し、債務不履行が発生した場合に保険が適用されます。

 

このとき、保険会社は契約者に保険金を支払う一方で、倒産した取引先に債務の求償を行ないます。

 

ただし、引き渡し前の完成物に発生した事故については、取引信用保険による補償の対象にはならず、係争中の債権も保険適用外になることには注意しましょう。

「取引信用保険」と「ファクタリング」の違いとは?

 

取引信用保険の説明をする際に、よく比較に上がるのがファクタリングです。

 

ファクタリングとは、回収していない売掛債権を売却して現金化する手法です。ファクタリングを活用することにより、入金サイクルを短縮化できるため、資金繰りの改善が可能になります。

 

一方、取引信用保険は、売掛債権が回収できなくなったときの補償です。資金調達の手法であるファクタリングとはこの点で大きく異なります。

 

ファクタリングは、売掛債権の売却時に売掛金の10〜30%ほどの手数料が徴収されます。保険料が取引先の支払い限度額の1〜3%ほどでしかない取引信用保険のほうが割安といえます。

取引信用保険の最新動向!

 

取引信用保険は、各種保険会社によって異なりますが、さまざまな商品が出ています。

 

最近は、取引信用保険でデメリットと考えられていた与信審査が「不要」な商品も登場しており、加入を検討する会社には朗報かもしれません。

くわえて、取引先の入金遅延があった場合、保険金の支払い対象となるのは心強いポイント。

 

取引先が火災や事故などで操業停止になった際の利益損失分の補償もあり、この補償範囲の広さは大きなメリットといえます。

 

最新の取引信用保険は、過去の商品と比べて保険料が割安なのも魅力のひとつ。

 

※補償内容は保険会社によって異なりますので、詳しくは弊社までお問い合わせください。

まとめ

 

建設業には、現場の事故というリスクだけでなく、取引先の倒産リスクもつねにつきまといます。

 

しかし、会社の利益を向上させるためには、倒産リスクのある規模の小さな取引先ともうまく付き合うことが求められます。

 

取引信用保険は、最強のリスクヘッジとなりうるのです。

 

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著者:小飯塚隼人(こいづか・はやと)

 

(株)保険ショップパートナー取締役社長。
1983年生まれ。前職は大手損害保険会社にて代理店の営業推進を担当。「お客さまに一番近いところで保険を提案して、もっと喜んでもらえる仕事がしたい」との思いから、万が一のさいは保険でしっかりとお客さまを守る保険ショップパートナーの経営理念に魅力を感じ、2015年3月に同社に入社。同年11月に取締役社長に就任。「建設業をサポートする日本一の会社になる」という志のもと、年間2,000件を超える建設業保険の相談を受けるとともに、安全大会の講師も務める。得意分野は事故対応、事故対策、外装系など。趣味は映画、ランニング。

 

 

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